仙台・太白山（宮城県）

太白山（前日撮影）

泉が岳を目指して帰省中の仙台の実家から車を走らせた。ところが，泉が岳スキー場の約３ｋｍ手前の坂道が氷結しており，チェーンを巻いていてもタイヤは空回りして上れない。あきらめて太白山へ向かった。（太白山は「仙台市太白区」にある。） 　太白山の登山口でもある生出森八幡神社駐車場に着いてみるとすでに６０台以上の車があった。八幡神社までの参道には明かりが灯されていた。御参りだけの人も多いようである。生出森八幡神社では神楽が奏されて若い神官が舞を奉納していた。 　山頂まで人の列ができていたが，滞ることはなかった。現在は道幅もゆとりがあり，歩きやすくなったようだ。急登の登拝路には鎖が多く張られているが，これに頼らなくてもなんとかなる。昔は道が細く，鎖に身を任せなければ越えられないところが２，３個所あったと思う。 　山頂（３２１ｍ）には１００人以上の人が日の出を待っていた。ここからは仙台の市街地やさらに遠くの太平洋までがよく見える。この日は太平洋は見えるがその上空に雲がかかっていて，太陽が水平線から昇る様子は見えない。雲から顔を出す太陽を待った。 　日の出の時刻から１５分位たって雲の端から太陽が顔を出した。 　辺りには歓声や拍手が響いた。

山頂からの初日の出

生出森八幡神社にて

・周辺の環境が保護されており，近くに「仙台市太白山自然観察の森」そして自然観察センターがあります。
・「出没！」の立て札があり，都市部に近いのに熊さんはご健在のようです。
・正しい(?)登山路は自然観察の森方面から歩くものです。（一汗かいてから，急登を目の前にしてたじろぐ）

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